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ローカル・クライシス【No.7】~地域活性化ビジネスの定義~

 

みなさま、こんにちは。

ユウジです。

 

 

今回は第7回目となります。

前回のをまだ読んでいない方はこちらから。

 

ローカル・クライシス【No.6】~ソーシャル・ビジネスとは~ - sunflower

 

さて、今回は「地域活性化ビジネス」のここにおける定義付けを行います。

 

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地域活性化ビジネスの定義

ソーシャルビジネスやコミュニティビジネスについて触れたので、ここにおいて「地域活性化ビジネス」とは何かを定義したいと思います。

岡田による『地域活性化ビジネス』(東洋経済新報社、2013年)においては「街おこしに企業の視点を活かす、名付けて『地域活性化ビジネス』」と述べられているのみで、明確な定義付けや検討がなされていません。

本論文においては岡田氏の著書を参考にしつつ「地域活性化ビジネス」の定義付けを試みたいと思います。

まずは、これまで説明してきたソーシャルビジネスやコミュニティビジネスとの関係を明確にしていきます。

岡田氏によってソーシャルビジネスとの関連は議論されていません。

地域の活性化は、地域を活性化させるために行われる。

なぜ、地域を活性化させる必要があるのか。

それは、これまで述べてきたように、人口が都市部に流出することにより地域の維持が困難になっている状況を打開し、地域(市町村)を維持・発展させるためです。

人口減少が地域にとって様々な問題の引き金になっている場合が多いことは自明であると思います。

つまり、人口減少を食い止めるのがその地域における最大の社会的課題です。

「地域活性化ビジネス」はこのような地域の社会的課題を解決するための一つの手段であると考えています。

よって、「地域活性化ビジネスとは、『地域』の社会的課題を解決するために、ビジネスの手法を用いて取り組むもの」と定義したいと思います。

 

 

地域活性化ビジネスが成立する要件

ソーシャル・ビジネスが成立する要件と同じように地域活性化ビジネスの要件についても述べます。

1つ目は地域社会性。『ソーシャル・ビジネス研究会報告書』(2008年)のソーシャル・ビジネスの要件にある「①社会性」において注意書きとして「解決すべき社会的課題の内容により、活動範囲に地域性が生じる場合もあるが、地域性の有無はソーシャル・ビジネスの基準には含めない。」とあります。

ここにおいても、活動範囲については地域活性化ビジネスの基準には含めないようにします。

活動範囲は地域性がある場合でもない場合でも、扱う社会的課題に「地域性」があることを事業活動のミッションとしていることとします。

2つ目、3つ目は上記のソーシャル・ビジネスの要件の部分と同様に事業性、革新性があるかどうかです。

 

 

次回からは具体的な事例を通して地域活性化ビジネスについて議論していきたいと思います。

 

では!!