ソムリエ&Sake diplomaによるワインと日本酒のブログ

ソムリエとSake diplomaの資格を持つ僕がワインと日本酒についてあれこれ書いていくブログです。

イタリアワインの魅力

どうも。

体に悪いとは理解しつつも、カップラーメンを食べてしまっているウージーです。

 

あるあるですね。

ソムリエがカップラーメンなんか食べてるの?みたいなことを言われるかもしれませんが、

食べます。

ジャンクフード大好きです。

だって、美味しいんだもん。

カップラーメン自体も美味しいですし、なによりも早い!!

マジで!

これに尽きる!

もちろん、自分で料理したりもするんですが、

料理する時間がなかったり、面倒くさいときとか

やっぱりあるじゃないですか。

人間だもの。

 

 

 

 

さて、前回の投稿でイタリアワインをご紹介したのですが、

久しぶりにイタリアワインを飲んだら

美味しすぎたので、今回はイタリアワインの魅力について書いていきたいと思います。

 

 

 

 

イタリアは安旨ワインの宝庫

 

皆さん、イタリアワインについてどんなイメージがありますか?

・安い!

・うまい!

・甘い!

・味がはっきりしてる!

 

こんな感じでいろんなイメージがあるかと思います。

ポジティブなイメージだけでなく、ネガティブがイメージを持っている方もいるかも知れません。

・味が単調

・品種や産地が多すぎてわかりづらい

・味が濃すぎる

 

人それぞれの意見は違うかもしれませんが、ざっとこんな感じでしょうか。

どれもわかります!

 

ちょっとここでは、僕の観点からの魅力についてお伝えさせていただくと

「安旨ワインの宝庫」だということです。

 

なぜ、安旨ワインが生まれるのか。

ちょっとこの話を進めていく前に、

ワインは嗜好品なので、人の好き嫌いがはっきりした世界であることは前提です。

そして、僕の主観がめちゃくちゃ入っています。

でも、イタリアワインは事実として多くのひとから「安くて旨いワインがたくさんある」と言われてきているので

あながち間違ったことではないと思っています。

 

それでは、本題に入っていきましょう!

「なぜ、安旨ワインが生まれるのか」

 

これはいろいろと理由があるんですが

その一つとして、イタリアの気候がワイン造りに適している

ということがあると思います。

もちろん、フランスとかもワイン造りに適した気候であることは間違いないんですが、

どちらかというと「安旨ワイン」向きという感じです。 

 

どういうことかというと、

イタリアはフランスに比べて、南にあるので、フランスより温暖な気候になります。

暖かいとブドウの味わいはどうなると思いますか?

酸っぱくなる?甘くなる?

 

温暖ということは太陽をたくさん浴びているということです。

光合成とかがあるように太陽を浴びたほうが、より多くの栄養を蓄えることができます。

より多くの栄養を蓄えているほうがおいしそうですよね?

太陽をたくさん浴びて、すくすく育ち、栄養をたくさん蓄えていると

食べたときの味わいは甘みがあって、果実の味わいがしっかりと感じられるようになります。

ワインの原料はブドウのみなので、その味わいがそのままワインに反映され

果実味が豊富に感じられるようになります。

 

そしてやっぱり人は味わいがはっきりしてたほうが、「おいしい」

と感じることが多いです。

わかりやすい「おいしさ」になります。

 

そういった理由からイタリアの気候がワイン造りに適しているということです。

 

ただ、勘違いしてほしくないのは北だからって美味しくないというわけではないです。

第一に、イタリアより北にあるフランスは

これまで、そしておそらくこれからも

ワインの王国として君臨し続けると思います。

なので、そこは勘違いしてほしくないので念の為。

 

http://www.aquanotes.com/europe/italy.html

 

そして、もう一つの理由は「イタリアの戦略」です!

お隣の国にはワイン大国の「フランス」が君臨しています。

 

そしてフランスワインは「ロマネ・コンティ」とか「シャトー・マルゴー」などに代表されるように、高級ワインが多いです。

それがフランスの「ブランド」みたいになり、

フランスのワインの価格には「ブランド料」的なのも乗っかってくるんです。

良いか悪いかは別として、これは事実です。

 

それでもフランスワインは世界中で人気があります。

それがフランスのすごいところ。

 

ただ、今日伝えたいのはそこではなく、フランスに負けないための

「イタリアの戦略」です。

フランスはブランド志向に対して、イタリアはお手頃価格に舵を切っています。

ただ、もちろんイタリアワインの中でも高級志向のワインはありますが、

全体的に見て「お手頃価格」にしてフランスと戦っているということです。

 

親しみやすい「価格」と「味わい」

これがイタリアの戦略。

 

また、イタリアのワインの生産量はフランスと毎年1位を競っているぐらいのワイン大国。

ワインを沢山つくることによって、価格を下げているという側面も伺うことができます。

 

とにかく、イタリアは「安旨ワイン」の宝庫です。

 庶民にはうれしいですね。

 

ワイン用のぶどう品種が500種以上!?

イタリアワインのもう一つの魅力が

イタリアで造られているブドウの種類の多さです!

その数はなんと500種以上と言われています。

一部の説によると2000ぐらいあるんじゃないかとのこと。

 

 

どっちにしても品種が多すぎ!!

でも、それだけのワインの味わいを楽しむことができるということですね。

 

イタリアには20の州があり、それぞれの州でワイン造りを行っており、

それぞれが個性的なワインを造っています。

イタリアのワインの品質等級で一番良いのがDOCGというんですが、

これがいろんな州にめちゃくちゃあってソムリエ試験のときに覚えるのが

死ぬほど大変だった記憶があります。

それぐらい魅力的な個性のあるワインが多いということですね!! 

 

 

まとめ

さあここまで、イタリアワインの魅力についてお話してきました。

少しでもイタリアワインの魅力が伝わっていたら幸いです!!

 

イタリアは気候的にも安旨ワインができやすい気候であり、

品種は500種以上あると言われています!

マジで飲みきれないほどあるぞ!!

 

今後はイタリアワインももっと積極的に飲んで、

アップしていきたいと思います!

イタリアワイン、旨い!

そして、イタリアについての解説記事も載せていこうかなと思います!!

楽しみにしててください!