ソムリエ&Sake diplomaによるワインと日本酒のブログ

ソムリエとSake diplomaの資格を持つ僕がワインと日本酒についてあれこれ書いていくブログです。

【ワインの謎】結局、ミネラル感って何なんー後編ー

どうも。

暑すぎて家から出たくないウージーです。

 

ちょっとここ数日暑すぎません!?

梅雨が明けたのは嬉しいですが、暑すぎー!!

ちょっと外に出るだけで汗がダラダラです。

勘弁してほしいです。

 

 

さてさて、今回は前回の続きになります!

ワインの「ミネラル感」についてのお話です。

 

www.sonflower-wine.com

 

 

ざっと前回のおさらいをすると

「ミネラル感」という言葉はとても曖昧な表現であること。

そして、そもそも「ミネラル」とは何だ、というのを見てきました。

どうやら「ミネラル」は土や岩などに多く含まれているらしい。

ということはブドウの木が植わっている土のミネラル成分を吸い上げているんではないかという仮説が出てきました。

しかし、同じように土からの栄養を吸い上げている他の農作物から

「ミネラル感」を感じることができるか、ということを考えると

どうやら何か違うぞ、という感じがしてきましたね。

というところで終わっていましたね。

なんとも端切れが悪い。笑

 

そしてその続きで、ミネラル感はどこから来るのか、そして、「ミネラル感」ではなく

もっとキャッチーな伝わりやすい表現は無いのか

ということに関して考察していきたいと思います。

 

ワインの「ミネラル感」は土の養分から吸い上げられているものではない

これはもう科学的にも証明されていることなんですが、

土壌に「鉄」や「カルシウム」などミネラル成分が多く含まれているからと言って

ワインの香りや味わいに影響することはありません。

 

もちろん、多少なりともワインにミネラル成分が含まれていますが、

人間が感知できるほどの量ではないと言われています。 

 

つまり、ワインのミネラル感は土壌からきているものではないということです。

 

「ミネラル感」はどうやって生まれるのか

 

では、ミネラル感とはどうやって、どこから生まれてくるのでしょうか。

 

実際にワインの香りから火打ち石のような香りを感じられることがあります。

そういったワインについて調べていくと、ある共通したことが出てきます。

 

それは

「窒素源の不足した痩せた土地で栽培されたブドウを原料とするワイン」

ということ。

 

ワインはブドウ果汁を酵母の力により発酵させて造られますが、

この酵母の増殖には窒素が必要になります。

 

窒素が不足していると酵母は果汁の中の旨味成分の一つであるアミノ酸を分解し、窒素源を確保しようとします。

 

アミノ酸の中には硫黄を含むものがあり、

それらの分解によって、硫化水素などの硫黄を含むものが造られます。

これが多すぎると硫黄臭くなってしまいますが、

少量だと「ミネラル感」と呼ばれているような石灰や、火打ち石の香り、貝殻のような香りが生まれてきます。

 

これが現在わかっているワインの「ミネラル感」の正体です。

 

ただ、この「ミネラル感」についてはまだまだわからないことがたくさんあるそうで、これが全てではなさそうです!

 

f:id:coffeesugar:20200815152355j:plain

 

もっと伝わりやすい言葉はないのか

というわけでまだまだわからないことが多いミネラル感ですが、実際にワインからそういった類の香りがすることは確かであって、

だったら、もっと一般の方にも伝わりやすく

美味しそうな表現は無いのかと考えていきたいと思います。

 

身近にある食材で、貝殻だとか鉱物のような香りがするものってなんだろうと考えたときに一番最初に頭に浮かんだのが、

「牡蠣」

牡蠣の貝殻はミネラルに含まれるカルシウムを豊富に含んでいます。

また、牡蠣の身自体にもミネラルの一つの成分である「亜鉛」が豊富に含まれています。

なので、これけっこう良いかもしれませんね。

自画自賛

 

そして、味わい的な「ミネラル感」というのは「酸味」がポイントになっています。

キリッとしたような、さっぱりするような酸味ではなく、

ちょっと硬質なギスギスした感じの「酸味」

が味わい的なミネラルとして表現されることが多いのです。

イメージでいうとまさに牡蠣にレモンを絞って食べたときのような感覚の味わいに

ものすごく近いなと書いてて思いました。

 

なので、これからはワインから「ミネラル感」を感じたときにはこのように表現しようと思います。

香りの場合

「捕れたての新鮮な牡蠣のような香り」

と表現したらすごく美味しそうじゃないですか?

 

そして、味わいできな表現だったら

「新鮮な牡蠣にレモンをキュッと絞って食べたときのような味わい」

どうでしょうか。

個人的にはすごく気に入っています。

 

普通に「ミネラル感が感じられる香り、味わい」と表現するよりも

遥かにわかりやすく、美味しそうに聞こえませんか!?

 

僕は、これからこのような表現で行こうかと思います!!

 

まとめ

ワインの最大級の謎「ミネラル感」について解説して自分なりの表現方法を提案してみました。

これだけ、ミネラル感って曖昧な表現だよねっていうのを散々いろんなところで目にするようになったのにも関わらず、

未だに「ミネラル感」という表現を使って香りや味わいを表現している人やワインのECサイトなどを見かけます。

そこにはすごく疑問を持っていました。

だけど、自分自身も「ミネラル感」についてのより良い表現っていうのを見つけられていなかったのも事実でした。

そこで、今回このような記事にすることによって

自分なりの表現を見つけられたらなと思い書きました。

結果、なかなか良い表現が見つかったのではないかと思います。

 

ただ、「ミネラル感」と言っても様々な種類の「ミネラル感」があるので、

すべて「牡蠣」という表現はできないと思いますが、

その時は口に出さずに思っておきましょう!!笑

 

ちょっと僕も他にも良い表現がないか探してみようと思います。

 

今回はこんな感じで!!

最後までご覧いただきありがとうございます!!

【ワインの謎】結局、「ミネラル感」って何なんー前編ー

銀座にあるカフェでこの記事を書いてるのですが、

なぜか手持ちのWiMAXの電波が悪いことにイライラしているウージーです。

 

東京のど真ん中の銀座ですよ!?

しかも地下とかではなく、1階にある店舗で路面店ですよ!?

こんな好立地なのにWiMAXの電波が入らないのはイライラします。

しょうがないので、スマホテザリング機能を使って記事を書いています。

これだとスピードが遅いので、更にイライラです。

 

 

このイライラをパワーに変えて記事を書いていこうと思います。

 

さて、今日はタイトルにもあるように「ミネラル感」について書いていきたいと思います。

白ワインを選んでいるときに「ミネラル感」という単語を目にしたことがある方は多いのではないでしょうか。

今回はこのミネラル感について深堀りしていきます。

 

「ミネラル感」の定義

まずは「ミネラル感」と聞いてどんな香りで、どんな味わいなのか想像できますか??

「石灰みたいな香り」

「チョークみたいな香り」

「鉱物の香り」

「火打ち石の香り」

「ミネラルウォーターのような香り」

「海のような香り」

「貝殻のような香り」

「大地のような香り」

「鉄っぽい味わい」

「海水のような味わい」

こんな漢字で色々とあると思います。

正直、ソムリエでも「ミネラル感」をよく理解していないで使っている人も多いです。

僕自身も「ミネラル感」がよくわかっていないので、使わないようにしています。

 

ネットで「ミネラル感」について調べてみると

様々な情報が出てきます。

まずは「ミネラル感」の定義について見ていきましょう。

 

ワイン販売について大手の「エノテカ」での定義はこちらです

ミネラル感とな何なのか?

期待をさせてしまい申し訳ありませんが、実はその答えを誰も知りません。

というのも、ミネラル感ということばに定義はなく、専門家の間でも口中の認識がないのです。

そのため、専門家にとってミネラル感を定義することは、ここ数年のホットトピックでした。

 https://www.enoteca.co.jp/article/archives/8596/

 

 

一方でワインレビューサイト大手の「CAVE」ではミネラル感について下記のように書いています。

ミネラル感は、ワインの味わいを表すときに用いられる表現の一つです。

ミネラルとは、即ち「無機成分」です。

無機成分とは、わかりやすくいうと、カリウム、カルシウム、鉄分など、焼いたあとに灰となって残る成分のことを指します。

わかりやすい例ですと、「水道水」とミネラル感の強い「エビアン」や「コントレックス」の違いが、そのままミネラル感の違いでであると、理解していただいて誤解はないと思います。

 

ワインに於けるミネラルの役割は、味に奥行きを与えることではないかと思います。

ミネラル感の強いミネラルウォーターの、重厚で甘くまろやかな特徴がワインをサポートして

味をまとめてくれる役割になってくれます。

http://cavewine.net/contents/1772 

 

 

 

 

うーん、結局ミネラル感がどういったものなのかがわからない。

エノテカさんに関して言えば「わからない!」と言っていますね。

潔い!僕もわからない!!笑

 

これらを見てもわかるように

「ミネラル感」はとても曖昧な表現であることがわかります。

しかし、実体験として「鉱物のような香り」や「海っぽい香り」「海っぽい味わい」を感じたことはあります。

なので、ここでは「ミネラル感」に変わる「もっとキャッチーな言い回しは無いのか」

について考えていきたいと思います。

 

そもそも「ミネラル」って何?

では、そもそも「ミネラル」って何?という話なんですが、調べてみると

 

ミネラルとは、簡単に言えば岩や土に含まれる無機質成分です。

私達の身体の臓器や組織のいろいろな反応を円滑に働かせるために必要なものです。

https://www.med.or.jp/forest/health/eat/06.html

 

その無機質成分は何かというと厚生労働省により13要素定められているようです。

亜鉛カリウム、カルシウム、クロム、セレン、鉄、銅、ナトリウム、マグネシウムマンガン、モリブテン、ヨウ素、リン。

 

なるほど、亜鉛、鉄、銅などはなんとなくどんな香りかが想像できるかと思います。

 

 

 

そして、カルシウムはチョークや貝殻などに多く含まれていたり、卵の殻なんかもそうですね。

カルシウムは意外と身近にあるので、想像しやすいかと思います。

ああいった感じの香りです。(無理やり感)

 

味わいについてはわかりません。笑

 

そして、これらのミネラルは土や岩に含まれているということでした。

これは土壌の性質によって含まれるミネラル成分が異なってきます。

土壌の種類の話まで踏み込むと長くなってしまうので、次のところで軽くだけ触れておきます。

 

というわけで、「ミネラル」については多少わかってきた感じがします。

 

なぜ、ワインにミネラルが感じられるのか

次になぜ、ワインにミネラルが感じられるのかについて考えていきます。

 

さきほど見てきたように、ミネラル成分は「土」や岩に含まれていたり、貝殻や卵の殻にも含まれていることを見てきました。

 


Targovishte riesling 004 / kohrogi34

 

 

ここでちょっと話が変わるんですが、ワインはブドウからできていますよね。

ブドウはブドウの木の果実です。

ということはそのブドウの木は「土」に植わっています。

そう、「ミネラル」が含まれている「土」です。

 

おやおや、ちょっと近づいてきた気がしますね。

 

そして、実際にミネラルが感じられるワインとしてよく言われるのが

フランス、ブルゴーニュの「シャブリ」

とか同じくフランスのロワールの「サンセール」と言われるワインです。

この地域の土壌を調べてみると「石灰質土壌」なんです。

つまり、ミネラルの一つである「カルシウム」が豊富に含まれている土壌ですね。

 

なので、この土壌がワインのミネラル感に強く影響しているんじゃないかという説。

 

でもちょっと待てよ。

そんなこと言ったら土に植わっている農作物のすべてから「ミネラル感」が感じられることになるぞ!!

みかんジュースからミネラルが感じられるか

ブドウジュースからミネラルが感じられるか

イカからミネラルが感じられるか

米からミネラルが感じられるか

日本酒からミネラルが感じられるか

 

日本酒からは感じられるような気もしますが、今回はちょっとスルーで。笑

これらのものからは基本的にはミネラル感が感じられません。

となると、疑問がさらに深まります。

 

これ以上書くと長くなりそうなので、この続きは後編という形でまた別の記事で書きますね。

 

 まとめ 

 2000年代になってから使われ始めた謎のワード「ミネラル感」

曖昧な表現にも関わらず、多くのワインの説明で目にするようになりました。

「ミネラル感」を使っている人のなかで、どれだけこのワードについて説明できる人がいるのか。

専門家でもあまりよく理解していない単語を一般の人が理解できるわけがない。

そんな思いからこの記事を書きました。

思ってたよりも長くなってしまったので、前編と後編に分けて書いていきたいと思います。

後編もお楽しみに!!

 

 

 

【9割の畑を所有!?】マンチーニ・プリモ ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ

ルームシェア中の同居人との関係がギクシャクしているウージーです。

あるあるですね。

おそらく。笑

 

僕は今、友人と2人でルームシェアしています。

男の友達ですが、普通の健全な友達です。

なにも怪しい関係ではございません。

 

さすがに理由はここではかけないですが、ちょっとぎくしゃくしています。笑

僕も大人になってなんとかしなければ。

 

そんな同居人と一緒にYouTubeを実はやっているので、

ぜひぜひ、こちらも観ていただけると嬉しいです。

 


【アルパカ】生姜焼きとワインのペアリング

 

そんな感じの最近ですが、本日はワインをご紹介していきたいと思います。

僕一人で飲んだワインです。

 

 

マンチーニ・プリモ ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ

 

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今回もイタリアのワインをご紹介していきます!!

ここ3日ぐらいイタリアが続いております。

 

さてワインを抜栓して、グラスに注いでみると

あら!きれいな金色をした液体が出てきたではありませんか!?

もう、見るからにうまそうやん!!

そんなの卑怯やん!!

 

 

香りを嗅いでみると

グレープフルーツとかライチのような柑橘系の香り、

白いお花のような香り、

ハーブのような清涼感のある香りが特徴的でした。

 

飲んでみると酸味は穏やかで、

塩味と果実味が感じられました。

また、グレープフルーツの皮をカジッているような

苦味も感じられました。

 

とても美味しい!!

 

味わい

果実味 ○●●●●

複雑味 ○●●●●

酸味  ○○●●●

甘み  ○○○●●

苦味  ○●●●●

 

商品名:マンチーニ・プリモ ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ

造り手:ピエロ・マンチーニ

品種:ヴェルメンティーノ100%

産地:イタリア、サルデーニャ州

価格:2000円ちょっとぐらい

おすすめの温度帯:10℃〜18℃

 

 

このワインに合わせるならどんな料理かな―

イタリアのサルデーニャ島のワインだから

魚介系を使いたいですね。

そして、けっこう濃厚な果実味を感じられて、ハーブっぽい香りがあるワインだから

「香草バターのムニエル」

とかが良いかも!

ぜひ、お試しあれ!!

 

造り手のピエロ・マンチーニ とは?

さて、ここからは造り手である「ピエロ・マンチーニ」について観ていきたいと思います。

 

イタリアはサルデーニャ島にあるワイナリーで

「ガッルーラ」という名前の地域があるのですが、なんとそこの畑を90%所有しているガッルーラ地域のドンです!!

この「ガッルーラ」とは、このワインもそうなんですが

イタリアのDOCG「ベルメンティーノ・ディ・ガッルーラ」が造られている地域のことです。

 

このワイナリーは1965年にピエロ・マンチ―ニ氏が設立しました。

つまり1代目ということですね。

1代目でこんなに素晴らしいワインをつくっているのはすごいですね。

 

このマンチーニ氏はもともとは歯医者さんでしたが、

ブドウ造りにもとから興味があり、安定の歯医者を辞め

ブドウを作ることに。

 

なんということでしょう!

歯医者のほうが絶対に儲かっていたのに!

僕だったら歯医者を続けていたかもしれません。

ワイン造りに対してそこまでの熱量があったということですね。

 

やがて、息子が農業大学を卒業し、

そのまま実家へ。

 

1990年から自社での瓶詰めを行い、

販売も始めました。

 

先程も書きましたが

現在ではガッルーラ地域の9割の畑を持っており、この地域のワインの品質を保っています。

9割はさすがに持ちすぎだろうと思いますが。

 

 

イタリアを代表する品種「ヴェルメンティーノ」

このワインで登場してきたワイン用のブドウ品種「ヴェルメンティーノ」

について簡単に解説したいと思います。

ヴェルメンティーノは、イタリアのサルデーニャ島やフランスのコルシカ島などで主に栽培されている品種です。

僕はいまのところニューワールで造られているヴェルメンティーノのワインは見たことがありません。

 

僕はこれまでに飲んだことがあったのはフランスのヴェルメンティーノでした。

フランスのはもっと色は薄く、味もスッキリとした味わいだったので、

こんなヴェルメンティーノがあるんだと驚きました。

 

ヴェルメンティーノは基本的にはブレンドに使われることは少なく

100%使用したワインが造られるのがほとんどです。

 

 

まとめ

さて、今回はイタリアのワインをご紹介してきました!

やっぱりイタリアはコスパが良いですね!

このワインも2000円ちょっとで買えました。

イタリアはサルデーニャ島で生産されているワインで

その地域のぶどう畑を9割持っているという

その地域を代表する生産者ピエロ・マンチーニ

イタリアのDOCGヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ

とても美味しかったので、ぜひぜひお試しください!!

 

 

 

 

 

 

イタリアワインの魅力

どうも。

体に悪いとは理解しつつも、カップラーメンを食べてしまっているウージーです。

 

あるあるですね。

ソムリエがカップラーメンなんか食べてるの?みたいなことを言われるかもしれませんが、

食べます。

ジャンクフード大好きです。

だって、美味しいんだもん。

カップラーメン自体も美味しいですし、なによりも早い!!

マジで!

これに尽きる!

もちろん、自分で料理したりもするんですが、

料理する時間がなかったり、面倒くさいときとか

やっぱりあるじゃないですか。

人間だもの。

 

 

 

 

さて、前回の投稿でイタリアワインをご紹介したのですが、

久しぶりにイタリアワインを飲んだら

美味しすぎたので、今回はイタリアワインの魅力について書いていきたいと思います。

 

 

 

 

イタリアは安旨ワインの宝庫

 

皆さん、イタリアワインについてどんなイメージがありますか?

・安い!

・うまい!

・甘い!

・味がはっきりしてる!

 

こんな感じでいろんなイメージがあるかと思います。

ポジティブなイメージだけでなく、ネガティブがイメージを持っている方もいるかも知れません。

・味が単調

・品種や産地が多すぎてわかりづらい

・味が濃すぎる

 

人それぞれの意見は違うかもしれませんが、ざっとこんな感じでしょうか。

どれもわかります!

 

ちょっとここでは、僕の観点からの魅力についてお伝えさせていただくと

「安旨ワインの宝庫」だということです。

 

なぜ、安旨ワインが生まれるのか。

ちょっとこの話を進めていく前に、

ワインは嗜好品なので、人の好き嫌いがはっきりした世界であることは前提です。

そして、僕の主観がめちゃくちゃ入っています。

でも、イタリアワインは事実として多くのひとから「安くて旨いワインがたくさんある」と言われてきているので

あながち間違ったことではないと思っています。

 

それでは、本題に入っていきましょう!

「なぜ、安旨ワインが生まれるのか」

 

これはいろいろと理由があるんですが

その一つとして、イタリアの気候がワイン造りに適している

ということがあると思います。

もちろん、フランスとかもワイン造りに適した気候であることは間違いないんですが、

どちらかというと「安旨ワイン」向きという感じです。 

 

どういうことかというと、

イタリアはフランスに比べて、南にあるので、フランスより温暖な気候になります。

暖かいとブドウの味わいはどうなると思いますか?

酸っぱくなる?甘くなる?

 

温暖ということは太陽をたくさん浴びているということです。

光合成とかがあるように太陽を浴びたほうが、より多くの栄養を蓄えることができます。

より多くの栄養を蓄えているほうがおいしそうですよね?

太陽をたくさん浴びて、すくすく育ち、栄養をたくさん蓄えていると

食べたときの味わいは甘みがあって、果実の味わいがしっかりと感じられるようになります。

ワインの原料はブドウのみなので、その味わいがそのままワインに反映され

果実味が豊富に感じられるようになります。

 

そしてやっぱり人は味わいがはっきりしてたほうが、「おいしい」

と感じることが多いです。

わかりやすい「おいしさ」になります。

 

そういった理由からイタリアの気候がワイン造りに適しているということです。

 

ただ、勘違いしてほしくないのは北だからって美味しくないというわけではないです。

第一に、イタリアより北にあるフランスは

これまで、そしておそらくこれからも

ワインの王国として君臨し続けると思います。

なので、そこは勘違いしてほしくないので念の為。

 

http://www.aquanotes.com/europe/italy.html

 

そして、もう一つの理由は「イタリアの戦略」です!

お隣の国にはワイン大国の「フランス」が君臨しています。

 

そしてフランスワインは「ロマネ・コンティ」とか「シャトー・マルゴー」などに代表されるように、高級ワインが多いです。

それがフランスの「ブランド」みたいになり、

フランスのワインの価格には「ブランド料」的なのも乗っかってくるんです。

良いか悪いかは別として、これは事実です。

 

それでもフランスワインは世界中で人気があります。

それがフランスのすごいところ。

 

ただ、今日伝えたいのはそこではなく、フランスに負けないための

「イタリアの戦略」です。

フランスはブランド志向に対して、イタリアはお手頃価格に舵を切っています。

ただ、もちろんイタリアワインの中でも高級志向のワインはありますが、

全体的に見て「お手頃価格」にしてフランスと戦っているということです。

 

親しみやすい「価格」と「味わい」

これがイタリアの戦略。

 

また、イタリアのワインの生産量はフランスと毎年1位を競っているぐらいのワイン大国。

ワインを沢山つくることによって、価格を下げているという側面も伺うことができます。

 

とにかく、イタリアは「安旨ワイン」の宝庫です。

 庶民にはうれしいですね。

 

ワイン用のぶどう品種が500種以上!?

イタリアワインのもう一つの魅力が

イタリアで造られているブドウの種類の多さです!

その数はなんと500種以上と言われています。

一部の説によると2000ぐらいあるんじゃないかとのこと。

 

 

どっちにしても品種が多すぎ!!

でも、それだけのワインの味わいを楽しむことができるということですね。

 

イタリアには20の州があり、それぞれの州でワイン造りを行っており、

それぞれが個性的なワインを造っています。

イタリアのワインの品質等級で一番良いのがDOCGというんですが、

これがいろんな州にめちゃくちゃあってソムリエ試験のときに覚えるのが

死ぬほど大変だった記憶があります。

それぐらい魅力的な個性のあるワインが多いということですね!! 

 

 

まとめ

さあここまで、イタリアワインの魅力についてお話してきました。

少しでもイタリアワインの魅力が伝わっていたら幸いです!!

 

イタリアは気候的にも安旨ワインができやすい気候であり、

品種は500種以上あると言われています!

マジで飲みきれないほどあるぞ!!

 

今後はイタリアワインももっと積極的に飲んで、

アップしていきたいと思います!

イタリアワイン、旨い!

そして、イタリアについての解説記事も載せていこうかなと思います!!

楽しみにしててください!

 

 

 

 

 

【コスパ最強!イタリアワイン】スポンサ ヴェロネーゼ 2012/テヌータ サンアントニオ

どうも。

上司にドキドキしながら退職の意志を伝えるという一仕事を終えたウージーです。

いやーめちゃくちゃドキドキしましたよ―。

どんなこと言われるかなーと不安だったのですが、理解を示してくれました。

#仕事中は怖いけど、プライベートで会うとめちゃくちゃ優しくなるタイプ

 

というわけで、年末に退職する方向で調整していきます。

それまでにはこのブログで月30万は収益をあげられるようにしておきたい。

頑張るので、応援お願いします!!

#切実なお願い

 

 

さて、今回はコスパ最強なイタリアワインをご紹介していきますよっと!

久々にイタリアワインを飲んだけど、親しみやすさがあって良いね〜

 

今回ご紹介するワインは楽天とかアマゾンだと2000円もしないで買えちゃうワインです。

 

それではいきましょう♪

 

スポンサ ヴェロネーゼ 2012/テヌ―タ サンアントニオ

 

 

見た感じはめちゃくちゃ色が濃い!!

フランスのブラックワインとも呼ばれている「カオール」並の色の濃さ!

期待が高まります!

 

香りを嗅いでみると

蜂蜜や焦げた樽の香り、熟したカシスのようなフルーツの香り。

たまらんですなぁ。

 

一口飲んでみると

熟した濃厚な果実味、タンニン、程よい酸味
熟したカシスのようなニュアンスも感じ、鉄っぽさもあります。

 

この価格帯でこの味わいは最高です。

さすがイタリア。

コスパ最強すぎる。

 

写真をとるのを忘れてしまったのですが、このワインとは鴨肉と合わせました!

鴨肉の鉄分とこのワインの鉄っぽいニュアンスが見事にマリアージュ!!

 

至福の時間でした。

 

鴨肉はもちろんですが、赤みの牛肉ともめちゃくちゃ合うと思います!

生姜焼きなんかとも合うと思います!

生姜焼きのタレにこのワインを少し入れてつくるとまた良いかもしれませんね!

 

うーん、よだれが出てきました🤤

 

このワインはちょっと特殊な造り方をしていて

カベルネ・ソーヴィニヨンはブドウを収穫してから20日間乾燥させてから

ブレンドしています。

なので、より濃厚な果実味を楽しむことができます。

イタリアならではの作り方ですね〜

 

 

ワイン名:スポンサ・ヴェロネーゼ

造り手:テヌ―タ サンアントニオ

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン40%

   コルヴィーナ      40%

   ロンディネッラ     20%
産地:イタリア・ヴェネト州
おすすめの温度帯:15℃〜18℃

 

テヌ―タ サンアントニオ

f:id:coffeesugar:20200807194713j:plain

 

 

では、この造り手について詳しくみていきましょう。

 

もともとはヴェネト州の生産者協同組合の創立者であったアントニオ・カスタニェーディ氏。

1989年に畑を購入し、1990年にワイナリーを創設。

それから5年間はワイン造りについて研究し、1997年から本格的にワイン販売を始めました。

1999年には新しい醸造所を設立し、現在でも積極的に設備投資をしています。

 

テヌ―タ・サンアントニオのワイン造りに対する信念は以下の3点。

  1. お客様第一主義
  2. 美味しいワインを作る
  3. 品質が高くコストパフォーマンスに優れたワイン

 

とても素晴らしい!単純明快!

 

また、理想とするワインのスタイルは

  1. 上品であること
  2. 果実味が豊かであること
  3. 陰干ししたワインには、しっかりとした酸味をもたせること

 

なるほど。

だから、カベルネ・ソーヴィニヨンを陰干しして使用したこのワインには

香りを嗅いだだけではわからない、しっかりとした酸味が感じられたのか!

 

陰干ししたブドウを使うと

どうしても重たくなってしまうので、そこで酸味をもたせることで

「重たすぎる」のを防いでるんですね。

 

よく考えられています!

 

また、ブドウの収穫には特に気を使っているとのこと。

多くのワイナリーではブドウの収穫は「今だ」というタイミングで一気に1回で収穫します。

テヌ―タ・サンアントニオでももともとは同じような収穫方法でした。

 

同じ畑でも微妙にブドウの熟し方に差が出てきてしまいます。

これはしょうがないことです。

 

ミニトマトなどを自宅で栽培したことがある人は経験があるかもしれませんが

同じ場所で、同じ茎からできているミニトマトなのに成長のスピードがバラバラですよね。

 

それと同じようにブドウにもたとえ同じ木からできているブドウでも

どうしても差が出てしまうんです。

 

それを判断して、収穫を2回、3回と分けて

すべてベストなタイミングで収穫することを心がけているそうです!

 

ここまで手をかけているワイナリーはなかなかない

 

そして、ここまで手をかけているのに2,000円を切るというコスパ!!

懐の大きさがビシビシ伝わってきます。

 

めちゃくちゃおすすめです!

ぜひ、一度買って飲んでみてください!

公開は絶対にしません!!

 

 

【二日酔いとはおさらば】二日酔い防止のためにできる4つのこと

こんにちは。

ワインは最近、アルザスリースリングにハマっている

ウージーです。

 

 

アルザスリースリングうまいですよね!?

マジで。

熟したレモンみたいな香り、果実味。

上品な酸。

これからの季節にぴったりな感じですね!

 

 

 

さて、今日はお酒が大好きな皆さんが

 

お酒を飲みながら恐れている「二日酔い」の予防について書いていきたいと思います。 

 

 できれば二日酔いになりたくないですよね?

 

二日酔いになってしまうと、休みの日だったら寝ていればいいんですけど

仕事の日はすごく辛いですよね??

 

僕も飲みすぎると二日酔いになってしまうんですが、

マジで集中力がなくなって、仕事が手につかなくなってしまいます。

 

お酒は楽しみたいけど、できれば二日酔いにはなりたくない。

皆さん共通していると思います。

 

なので、今回は二日酔い防止のためにできることをご紹介していきたいと思います!!

 

 

スパリヴを飲む

酒飲みの僕が二日酔い防止のためにこれまでにいろんな方法、商品を試してきました。

ウコン

ヘパリーゼ

カンゾーコーワ

 

どれも効果がいまいち、、、

個人差はあるかもしれませんが。

 

個人的に一番効果が良かったのは

「スパリブ」という二日酔い防止サプリです!

 

スパリブを飲んだ人の9割が効果を実感しているという驚異の数字です!!

スパリブはアルコール代謝に関する特許を世界中で取得しているので、信頼があります!

今ではファミリーマートドン・キホーテマツモトキヨシ

の店頭でも発売されていますので、飲み会終わりに買って飲むのもありです!

 

ただ、僕の経験上、店舗によっては置いていないところもあるので、

注意が必要です。

なので、事前に購入しておくのがおすすめです!!

 

高タンパクなおつまみを食べる

二日酔いは「アセトアルデヒド」という有害物質によって引き起こされるのですが、

これを分解する酵素の活性化を手助けしてくれるのが「タンパク質」

 

なので、お酒のおつまみには「高タンパク」なものを食べると良いでしょう!

例えば、お肉系、豆腐、枝豆、チーズなどなど、、、

 

これらを食べることによってアセトアルデヒドの分解を助けてくれます!

 

ラムネを食べる

二日酔い防止の方法の一つとしてラムネを食べるのも効果的です!!

 

えっ!?と思われた方も多いかもしれません。

 

ラムネの主成分となっているブドウ糖が肝臓の働きを助けてくれるのです。

 

ブドウ糖は炭水化物系に含まれていたり、フルーツなどにも多く含まれています。

なので、飲み会終わりの締めのラーメンとか締めのご飯は

いちおう、二日酔い防止につながっているんです!!

 

ただ、太ります!!マジで!!!笑

 

なので、ブドウ糖が主成分になっているラムネを食べるのが良いかもしれません。

ラムネ菓子はコンビニとかでもかんたんに変えるので

これを試してみるのも良いかもしれませんね!!

 

 

お酒を飲みながら水も飲む

結局、これが一番大事ですね!!

お酒を飲みながら、水もしっかりと飲みましょう!

 

よく言われることですが、やっぱりこれが大事ですね。

アルコールには利尿作用があり水分をとらずにお酒ばかり飲んでいると

脱水症状になってしまいます。

これを防ぐためにも水分をとるのは大事ですし、

なんと言っても体内のアルコール濃度を下げるのが一番の目的ですね。

 

アルコール濃度を下げることによって、アルコール分解をしやすくします。

 

 

 

まとめ

酒好きな皆さんの大敵「二日酔い」を防止するための方法をご紹介しました。

ここでご紹介した方法の効果については個人差があるので、

これらの方法を試してみて自分にあった方法を探してみてください!!

自分にあった方法を見つけて、それを実践していくのが一番良いですからね。

少しでも参考になれば幸いです!!

 

【日本酒レビュー】宮泉銘醸株式会社 宮泉 純米酒

こんにちは。

最近、西野亮廣さんにどハマリしているウージーです。

ハンサムだし、頭が切れるし、面白いし、モテるし、カリスマ感あるし、

羨ましい!!笑

 

なんなん、あの人。

 

そんな嫉妬感をいだきながら、ブログを書いております。

 

 

さてさて、今回も日本酒をご紹介していきますよっ!

 

「宮泉」 純米酒 宮泉銘醸

 

今回ご紹介する日本酒はこちら!!

 

宮泉 純米酒

 

「宮泉」 純米酒 です!!

 

この日本酒は福島県会津若松市にある「宮泉銘醸株式会社」の日本酒です。

 

有名な日本酒なので飲んだことがある方も多いと思います。

ここの宮泉銘醸には「宮泉」の他にもう一つ超有名銘柄があるんです!!

 

さて、何でしょう!

 

ヒントは、福島の日本酒といえばこれ!!的なやつです。

それぐらい全国的に人気でよく見かけます。

 

答えは最後の方で。笑

 

 

まずは「宮泉」について説明していきますね!!

 

テイスティングコメントから

見た感じはグリーンイエローのような外観でフレッシュそうな感じがします!!

 

グラスに鼻を近づけて香りを嗅いでみると

 

メロンのようなフルーティーな香りが一番最初に香ります。

たまらんのですよね〜、この香り。

フレッシュハーブのような感じもあり、フレッシュ感が伝わってきます。

 

 

そして、一口。

グビッと。
最初に純米酒らしいお米の旨味が広がり

メロンのようなフルーティーな感じに変化して

苦味を伴いフィニッシュ。

 

うまっ!!

 

思わず、そう叫びたくなる日本酒です。

 

程よい甘みを感じます。

 

この日本酒に合わせるなら

カニクリームコロッケとか良いかも!!

 

ちなみにこの日本酒は居酒屋で飲んだんですが、

この日本酒と一緒に「パクチー餃子」を食べました🤤

 

豚肉の甘みと日本酒の甘み。

パクチーと日本酒のフレッシュハーブのような感じがマッチするかなと考え注文。

 

そして届いたパクチー餃子がこれ!!

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めっちゃうまそうやん!!

ヤバない!?これ!?

 

まずは餃子をいただく。

めちゃうまいやん。パクチーも最高やん。

すでにパクチーと餃子には味がついているので、醤油とかお酢など何もつけずにそのままいただきます。

そして日本酒と合わせてみる。

 

うーん!うまい!けど、、、

ちょっと餃子の上に乗ってるパクチーにめちゃブラックペッパーがかかっててこれがちょっと邪魔かなー

このブラックペッパーがなければもっとバチコン合ってたと思います。

うーん、おしい

 

でも、パクチー餃子はいい線いってると思います。

自宅でもできるので、是非に!!

自宅でやる際はブラックペッパーは使用せずに(使用するにしても少なめで!)、

豚ひき肉を使い、作ってみてください!!!

 

宮泉銘醸株式会社

さて、「宮泉」を醸す「宮泉銘醸」について見ていきましょう。

 

先程にも言ったように、宮泉銘醸は福島県会津若松市にあります。

宮泉の他にもう一つ有名な銘柄があると言っていましたが、

それの答え合わせをしてから本題に入っていきましょう。

 

みなさん、答えわかりましたか??

全国でもトップクラスで人気の日本酒。

 

 

正解は「冩楽」です!

 

飲んだことがある人も多いと思います!

 

 

飲んだことがない方は、ぜひ一度飲んでください!

絶対に!!!

めちゃうまいので!!

最初は定番の「純米酒」がおすすめです🍶

 

現社長の宮森義弘さんは若いときから酒蔵を継ぐことを考えており

大学卒業と同時に蔵へ戻ることを希望していましたが、当時は父親が反対。

 

他で社会人としての経験をして26歳になり、蔵へ戻ることに。

 

蔵に戻ってみると経営状況は良い状態ではなかったと言います。

 

また、日本酒も普通酒ばかりで、全国に売っていけるような

生産者の顔が見えるような日本酒はなかったとのこと。

 

あるときに同じ福島県会津坂下町にある酒蔵の銘酒「飛露喜」を

飲んで衝撃を受けたといいます。

こんなに美味しい日本酒を造っている酒蔵が同じ会津にあるのか!と。

 

そこから福島県清酒アカデミーで日本酒造りを勉強しはじめました。

 

県内の酒蔵や県外の酒蔵ともつながり情報交換し、レベルアップを図っていきました。

 

その結果、「SAKE COMPETITION」という世界最大規模の日本酒のコンテストにおいて純米酒部門で2014年に「冩楽」が1位。

2018年には「宮泉」が1位に!!

 

めちゃくちゃ快挙!!

すごすぎる!!

 

ストーリー出来過ぎでしょ!笑

 

このコンテストは完全にブラインドで日本酒のプロ達が選んでいるので、

まじですごいことです!!

ほんとにすごい酒蔵さんです。

地元にこんな酒蔵があるなんて誇りに思います。

 

この「宮泉」ほんとに美味しいので、

ぜひ、一度飲んでみてください

こちらでも購入できます!!

 

 

 

【仙禽】オーガニック ナチュール

三度の飯より、酒が好きな
ウージーです。

やっと梅雨が明けましたねー

今年の梅雨は長かったですね。

どんだけ毎日ジメジメして、不安定な天気なんだよって思ってました。

が、しかし!梅雨が明けたら明けたで、めちゃくちゃ暑い!

それもそれで嫌だ!笑

 


てなわけで、今回も日本酒をご紹介していきますよー

 

 

仙禽 オーガニック ナチュール

 

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ヨーグルトのような乳酸系の香りが特徴的な日本酒です。

 

さらにさらに特徴的だったのが

コンビニとかで売っているような「さけるチーズ」的な香りも感じられました笑

 

実は僕はチーズが嫌いで食べられないのですが、

なぜか「さけるチーズ」は食べられます!

チーズ独特の臭みがなく、まろやかな味わいなので問題ありません。

そんな「さけるチーズ」ぐらいまろやかなチーズの感じがありました!

 

最高。いろんな料理に合いそう🤤

 

澱を含めて造られたにごり酒なので、ちょっと微発泡です。

味わい的には、口に入れた瞬間に米本来の旨味が口中に広がります。

そのあとに乳酸系の酸味が感じられ、最後にアルコール由来の苦味がきます。


この日本酒に合いそうな料理はざっとこんな感じでしょうか。
シーザーサラダ
リゾット
ミートソース(トマトの酸味強め)

 

癖のあまり強くないチーズを使う料理だったら、いろいろ行けそうな気がします!!

 

■商品名
仙禽 オーガニック ナチュール
■蔵元
栃木県 さくら市 株式会社せんきん
■品種
亀の尾
精米歩合
非公開
■特定名称
純米吟醸

 

 

それでは、仙禽を醸す酒蔵について詳しく見ていきましょう。

 

 

 

仙禽の「ナチュール」シリーズ

すごくチャレンジングな日本酒。

飲んだ瞬間に単刀直入に思った。

 

好きな人は好きだけど、嫌いな人は嫌いだろうなと。

 

俺はすきなやつやで 

この甘酸っぱい感じ。

仙禽はきれいな「酸」が特徴な感じがしています。

 

この「ナチュール」シリーズは名前の通り、古来からの日本酒づくりを踏襲した

日本酒になっています。

 

「生酛」「木桶仕込み」「天然酵母」「オーガニック」「ドメーヌ」「テロワール」と

技術が発達する前までは当たり前だったキーワードが、

また新たに注目を浴びています。

 

 

ここに来ての原点回帰。

 

 

日本酒の醸造技術が発達してきたことは嬉しいことですが、

その裏では、造られる日本酒が画一的になっていっていました。

 

雑味が少なく、きれいで、フルーティー

辛口淡麗

みたいな。

 

それを打ち破るような日本酒。

面白い日本酒だなーと思い、どんな人が造っているのか調べてみると

納得しました!

 

 

 

株式会社せんきん

 

栃木県、さくら市にある酒蔵。

 

こんなちょっと変わった日本酒を作り始めたのは

11代目蔵元の薄井一樹さんが2004年に蔵に戻ってきてからのこと!

 

もともと薄井さんは東京でソムリエとして活躍し、ワインスクールの講師も務めていました。

ある日、先輩に連れていってもらった和食のお店で福島の銘酒「飛露喜」を飲み、

「こんなうまい日本酒があるのか!」と感動したそうです。

そこから、実家の酒蔵に戻って酒造りを行うことを決意。

 

そこでソムリエとしての経験を活かし

それまでは日本酒になかった味わいを造り上げていきます。

 

 

それはきれいな「酸味」が特徴の日本酒です。

 

その日本酒を造り始めたばかりの頃は、

日本酒の甘酸っぱいような味わいはあまり好まれていませんでした。

 

しかし、世の中は徐々にワインに人気が出てきていました。

そんな時代だからこそ「白ワイン」のような酸味を楽しめる日本酒は受け入れてもらえるという確固たる自信があったようです。

それでも最初は苦戦し、周りからの声も良いものばかりではありませんでした。

そんな状況にもめげずにチャレンジし続け、現在の名声を獲得しています。

 

ワインは好きだけど、日本酒はちょっと、、、

日本酒好きでいろいろと飲んできたけど、ちょっと変わった日本酒を飲んでみたい!

みたいな人におすすめです!

もちろん、それ以外の人にもおすすめです!

一度は飲んでみる価値のある日本酒です!

 

↓下のリンクから購入できます!! 

 

 

【日本酒レビュー】 大木大吉本店 自然郷bio

みなさん、こんにちは!

最近、日本酒飲んでますか?

 

僕は最近、ワインではなく日本酒ばかりになってしまっています。

やっぱり日本酒っておいしいなーと改めて思うんです。

僕はけっこうフルーティー系の日本酒が大好きです。

昔ながらの雑味も混じったような日本酒も好きですが、やっぱりきれいな日本酒のほうが好きですねー。 

 

 

さて今回は日本酒のレビューをしていきたいと思います。

ご紹介する日本酒はこちら!

 

【大木大吉本店】自然郷 BIO 特別純米

 

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自然郷

 

福島県の大木大吉本店の独自の手法で育て上げた生酛系酒母を用いて醸された日本酒。

乳酸系の香りにバナナとかメロンのような香りも感じる。
けどそこまで甘くなく、しっかりとした酸味が感じられ
スッキリと楽しめる日本酒です。

外観はイエローがかったグリーン
粘性あり

 

白身系のお寿司にめちゃくちゃ合いそうな日本酒です!

 

■商品名
自然郷 bio
■蔵元
福島県 大木大吉本店
■品種
夢の香
精米歩合
60%
■特定名称
特別純米酒

 

 

大木大吉本店とは

 

「喜びを醸し、新しい酒造りに挑む」

 

 

「自然郷」を醸す大木大吉本店。
この酒蔵について調べるとまず最初に冒頭の言葉が目につく。

喜びを醸し、新しい酒造りに挑む。
「喜びを醸す」、なんという素敵な言葉なんだ!

日本酒を飲んで、みんなが喜んでくれるような酒造りを目指していることがこの言葉によく現れています。


そして、「新しい酒造りに挑む」という言葉に関して、見事に体現しています!
今回ご紹介する「自然郷」を一番最初に造ったときは1974年。
その時から地元の米農家とタッグを組み、「無農薬の米」から日本酒を造っていたそうです。

今でこそ、「無農薬」で育てられた米から日本酒が作られている酒蔵が増えてきていますが、その当時にはほとんどありませんでした。


そして、「純米酒」というカテゴリーはおろか、言葉までもがなく、受け入れてもらえるまでとても時間がかかったそう。


日本酒の本物思考が高まるにつれて、

無農薬であり、どこよりも早くから純米酒づくりに着手していた「自然郷」が人気を得ていくようになりました。

 

軽妙な酸味がきいた現代的な風味に特徴がある「BIO」ラベルに表記される「BIO」は”BIOPRESERVATION”の略で「人々が長年にわたり食品として何ら有害作用もなしに食べてきた植物、動物あるいは微生物起源のバイオプリザバティブを効果的に活用しようとする保存法」を意味します。

つまり、この「BIO」の発音は「ビオ」ではなく「バイオ」と呼びます。

 

ちなみにワインは「ビオ」ワインです。

これはぶどうを栽培する際の農法の名前(ビオディナミやビオロジック)から来ています。

 なので、ちょっとだけ違う意味になります。

 

まとめ

今回は地元、福島の日本酒。

大木大吉本店の「自然郷 BIO」をご紹介しました!

白身魚系と相性が良さそうだったので、

ぜひ、お刺身なんかと一緒に食べてみてください!

おすすめはちょっと油がのっている鯛の刺し身が一番合いそうな感じがしました。

そして、刺し身側にほんの少しだけ、香り付け程度にレモンを絞ったら

昇天します。

もちろん、日本酒だけでも美味しいのでおすすめです!

 

購入はこちらから!!

 

 

仁井田本家、「水酛チャレンジ!にいだのパイン」を飲んでみた

今回は日本酒をご紹介していきたいと思います!

 

みなさん、最近は日本酒飲んでますか?

僕は最近はもっぱら日本酒ばかり飲んでいます!

 

ジメジメした時期が続いていますが、日本酒をご紹介していきたいと思います。

 

水酛チャレンジ!にいだのパイン!

 

今回、ご紹介する日本酒はこちら!!

「水酛チャレンジ!にいだのパイン」

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香りは甘酒に近いような香り、ヨーグルトの様な乳製品の香りが特徴的です

少し温度が上がると醤油の様な香りが感じられました。

 

口に含むとパイナップルジュースのような

フルーティーさと豊かな酸味が広がります。

コメの旨味もしっかりと感じられる新感覚の日本酒でした!

 

■商品名

水酛チャレンジ!にいだのパイン

■蔵元

福島県 仁井田本家

■品種

表記なし

精米歩合

80%

 

数量限定の発売だった為、すでに完売となっています。

また来年に造られるかもしれないので、そのときに飲んでみてください!

 

仁井田本家について

仁井田本家は福島県郡山市にある酒蔵です!!

実はこの酒蔵には昨年の9月ごろにお邪魔したことがあります。

入り口には木桶のどデカい「自然酒」と書かれたオブジェがあり記念撮影しました笑

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仁井田本家さんは使命として「日本の田んぼを守る酒蔵になる」というのを掲げています。

オブジェにあるとおりに自然米100%、純米造り&自然派酒母100%で酒造りを行っています。

農薬を使わずにお米を栽培することによって、田んぼの持つパワーを最大限に引き出し、おいしい日本酒造りに役立てているほか、

農薬を使わないことによって、その田んぼは健全に保たれています。

 

仁井田本家は様々なことにチャレンジしている酒蔵ですが、

その1つとして今回ご紹介した「水酛チャレンジ」があります!

 

まずは「水酛」とは!ということなんですが、

もともとは室町時代奈良市にある菩提山正暦時で開発された古典的な日本酒の造り方です。

機械などが発達していなかった時代において日本酒造りは冬に行われるものでした。

しかし、この水酛(または菩提酛とも呼ばれます)という方法を活用すると暑い夏場でも酒造りをすることができたのです。

それから醸造技術が発達して今ではほとんど「水酛」を利用して日本酒を造っている酒蔵はありません。

僕が知っているのは「花巴」ぐらいです。

 

 

そんな水酛の造り方で日本酒を造るというチャレンジをしたのが今回の「水酛チャレンジ」です。

仁井田本家は酒米の栽培において農薬を使わずに行い、田んぼには合鴨を放ち害虫駆除などを行うという古典的な栽培方法を実践しているので、酒造りにおいても古典的な酒造りに挑戦するのは必然的なことだったのでしょう。

 

仁井田本家のお酒

 今回ご紹介させていただいた、「にいだのパイン」はすでに売り切れになってしまっているので、他の仁井田本家のお酒をご紹介させていただきます!!

「にいだしぜんしゅ」

無駄なものを省いた洗練されたデザインのボトルが特徴の日本酒!

東京でもよく見かける日本酒ですね。

また、僕が好きなシリーズでもあります!

この日本酒を飲んで仁井田本家さんを好きになりました。

ぜひ、おすすめです!!