ソムリエ試験合格しました。
ちょっとしたご報告があります。
タイトルの通り、私、ソムリエ試験に合格いたしました。
いやー長かったです。この一年。ちょうど去年の8月ごろに今年のソムリエ試験を受験することを決意して、9月ごろから勉強をはじめました。
そこからほぼ毎日一日最低30分でもコツコツと勉強をやってきた甲斐がありました。
というわけで、来年とか今後、ソムリエまたはワインエキスパートの試験を受験しようと考えている方に向けて合格体験談的なことを書こうと思います。
ワインスクールに通わなくてもソムリエ試験に合格できる
僕がソムリエ試験を受験しようと決意したときにワインスクールに通うことは考えませんでした。
一番の理由はお金がないからです。単純に。
ワインスクールはだいたい10万円〜20万円が相場です。
飲食業は給料が低く、飲食店で働いている若者はそんなにお金を持っていません。
毎月生活するのが精一杯です。
やさしくない世の中ですね。
もう一つの理由はワインスクールに通っても、通わなくても合格するかどうかは結局自分自身の努力しだいだと考えたからです。
高いお金を払って、ワインスクールに通っても勉強をしなければ合格はできません。
当たり前のことです。
ワインスクールでは勉強の仕方や試験に出そうな重要なところは教えてくれるけど、勉強のモチベーションを上げてくれることまではやってくれません。
やる気さえあれば独学でも合格できると思いました。
僕はいままでに塾というものに通ったことがありません。大学受験も独学で勉強して、合格しました。このような経験もあり、独学で勉強しても合格する自身はありました。
僕と同じようにソムリエ試験を受験したいけど、ワインスクールに通うお金がないと困っている方!
大丈夫です。ワインスクールに通わなくても合格できます。僕ができたんですから。
ソムリエになりたければ週に10時間〜15時間は勉強しよう
平日は最低でも30分。休日は2時間以上は勉強しましょう。
飲食業は労働時間がめちゃくちゃ長くて、疲れます。
それから家に帰って勉強なんてしたくありません。休日も週に1回しかないのに、休日の時間を勉強に使いたくない。遊びたい。
わかります。
僕も同じでした。ていうか飲食店で働いていて、ソムリエ試験を受験する人はみんな同じです。みんな苦しみながら、自分と戦って勉強してます。
ソムリエになった未来のことを想像して頑張りましょう。
一年我慢すればいいだけです。
僕はこれを使ってソムリエ試験に合格した
じゃあ、何を使ってどのように勉強すれば合格できるのかということなんですけど。
僕はこれを使ってました。
・日本ソムリエ協会教本
これはソムリエ受験者必須のアイテムです。
この教本の中からソムリエ試験の問題は出題されるので。
この本を全部頭に入れたら合格できます。
・参考書「受験のプロに教わる ソムリエ試験対策講座」
ソムリエ試験対策用の参考書は探せばたくさんありますが、個人的にはこれが一番オススメです。
著者が有名予備校の数学の講師をしているだけあって、他の参考書よりも簡潔にわかりやすく、重要な部分がまとめてあります。
どうしてもソムリエ教本だけだと、重要な部分がわかりにくいので、この参考書で重要な部分を確認してそこを重点的に覚えると効果的です。
・参考書「ワインテイスティングバイブル」
こちらはテイスティングの参考書。
2次試験対策にオススメです。
同じ品種での国や地域による違いや熟成度合いによるニュアンスの違いなども細かく書いてあります。また、同じ品種ごとの国や地域ごとの色の違いなども写真付きであるのでとても参考になります。
テイスティングの参考書はこの一冊で十分だと思います。
・ワイン受験.com
こちらはソムリエ試験、ワインエキスパート受験の方のために作られたサイトです。
こちらには「ソムリエ試験とは何か」というところから、ソムリエ試験に出る重要な部分。ソムリエ試験対策問題集、模擬試験、過去問などすべてが揃っています。
また、2次試験や3次試験に必要な準備や心構え、実際の攻略法なども載っていて、ソムリエ受験者は一度は必ず見ておいたほうが良いサイトです。
僕もこのサイトの模擬試験を50回ぐらいやって一次試験を突破しました。
書店には問題集や模擬試験などが売っていたり、今ではアプリで過去問など問題を解いたりできますが、ここのサイトの問題数を超えるものはないと思います。
そのぐらい問題が豊富で毎回ランダムで問題が表示されるので、順番で答えがわかってしまうようなことが防げて、とても勉強になります。
まとめ
せっかくソムリエになったので、ワインのことをもっといろんな人に知ってもらいたいし、独学でソムリエ試験を受験する人の力になりたい。そして、こうして記事を書くことで自分自身のレベルアップにもなるのでこれから定期的にワインに関することを中心に書いていこうと思います。
一緒にワインについて勉強して行きましょう!