【日本酒レビュー】栄川 純米吟醸
今回は日本酒のレビューです。
「栄川酒造 純米吟醸」
栄川酒造は会津の中でもとても大規模の酒蔵さんです。
街中を車で走っていると
けっこういたるところに栄川酒造の看板を見かけることができます。
そんな会津の日本酒の歴史を作ってきた栄川酒造の日本酒を
テイスティングしていきましょう。
栄川酒造 純米吟醸
純米酒らしいふくよかな香り。
ちょっとハーブっぽい要素も感じられます。
上新粉のような香り。
メロンみたいなフルーティーな香りです。
口に入れた瞬間の
最初のアタックが辛口の日本酒っぽいんですが、
トロッとした口当たりで、後から程よい甘みを感じます
スッキリ辛口系の日本酒かと思いきや、吟醸系らしい程よい甘みを感じることができる面白い日本酒です。
冷やして飲んだ方が美味しい日本酒ですね。
この日本酒は会津産のトヨニシキを100%使用した日本酒です。
この「トヨニシキ」、もともとはお酒を作るためのお米ではなく、ごはんとして食べる用のお米として栽培されていました。
しかし、「あきたこまち」や「ひとめぼれ」などの食用に適したお米が開発され徐々にトヨニシキは作付面積が小さくなっていきました。
ですが、トヨニシキでお酒を作ってみると、とても美味しい日本酒ができたので、2003年ごろからは酒造用のお米として使用されています。
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栄川酒造とは
その麓に蔵を構えるのが「栄川酒造」である。
創業は1869年。会津の数ある酒蔵の中でもとても歴史のある酒蔵です。
もともとは会津若松市内に酒蔵を構えていましたが、平成元年に現在の磐梯町に移転。
日本酒造りに「水」は欠かせませんが、より質の高い水を求めて
現在のところに移転しました。
そこには磐梯山に降り積もった雪が溶けて、
自然にろ過され、美味しくなった伏流水が湧き出る土地でした。
その湧き水を仕込み水として使用してお酒造りをはじめました。
蔵を移転してすぐにその湧き水である「磐梯西山麓湧水群」が日本名水百選に選ばれたといいます!
なんという幸運!
なんという目利き!
そんな日本百名水を使用して日本酒を造っているのが「栄川酒造」です。
まとめ
さあ、今回は久しぶりに日本酒のレビューでした。
地元大好き人間なので、地元のお酒をご紹介できて嬉しいです。
地元の福島にはたくさんの美味しい日本酒があるので、
今後もいろいろと紹介していきたいなと思っています。
コロナで大変な状況ですが、家で美味しいお酒を飲んで
楽しい「おうち時間」を満喫しましょう!
では、また!